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子どもの急な発熱。でも飲み薬は気持ち悪くて飲めなさそう。そんな時にはハピコムキオフィーバ(こども解熱坐薬) [こどものお薬]

《はじめに》


子どもが急に熱を出して、どうしたらいいか困った経験はありませんか。以前、小児科で貰った解熱剤はもうない、さてどうする‥、なんて状況も多いにあるでしょう。


そんなときは落ち着いてください、熱を下げる坐薬がドラックストアにもあるんです。それがハピコムキオフィーバ(こども解熱坐薬)です。


坐薬ですと、吐いてしまっているときや薬が飲めないときにも使いやすいですね。ただ、安易に使わないよういくつかの注意も必要です。



(c) .foto project




《疑問1:無理に熱を下げるべき?》



いいえ下げるべきではありません。食欲もあって、元気な様子でしたら使う必要はありません。発熱は体の中で細菌やウイルスと戦っている状態ですので、無理に下げて回復するとは限りません。


ただ、普段と様子が違っていたり、ぐったりしているようなら使用を考えてもいいでしょう。熱を下げると本人がラクになるというのは解熱剤のメリットでしょう。


《疑問2:子どもの坐薬?1個入れても大丈夫なの?》


お子様の年齢や体重によって入れる量が変わってきます。 自己判断では過量になってしまう場合がありますので、きちんと用法用量(下記記載)を確認してみましょう。


用法・用量(お薬の説明書から引用) 1日1回、肛門内に挿入してください。


6才~12才 1回1~2個 3才~5才 1回1個 1才~2才 1回1/2~1個


《少し検討してみました》


申請を受けて認可されて、発売されているので特に文句はないのですが、個人的には少しだけ気になる点があります。


まずは年齢と使用個数の幅が広いことですね。一般の方にはわかりずらく感じます。 医療用の同成分の坐薬(アンヒバ、アルピニーなど)では体重1kgあたり10~15mgが基本の量になっています(ちなみにハピコムキオフィーバ1個は100mg)。


おおよその目安ですが、1才なら約10kgです。ちなみに2才では約12kg。つまり1才なら1回100mg~150mgで効果があるということになります。それは1個~1個半の計算になります。これに関してはまあ許容範囲ですね。


ただ6才になると体重は約20kgになります。それで1回1個(100mg)~2個(200mg)。体重換算ですと、有効なのは200mg~300mgになりますね。


ん?2個?


1回に坐薬を2個入れるんですね‥、可能なんですかね、きっと順番に入れるのでしょうけれど使いづらい‥。医療用では200mgの坐薬もありますので、やはり小児科にかかるのが一番ですね。


緊急的に使うように持っていてはいいかもしれませんが、使うときは医師か薬剤師、看護師さんなどお薬の分かる方に相談するのが安全です。


以上、ハピコムキオフィーバ(こども解熱坐薬)のご紹介でした。 お読みいただきありがとうございます。








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