のどに直接塗れる「のどぬーる」(第3類医薬品) [のどの不快感に(その他)]
のどに直接塗れる「のどぬーる」(第3類医薬品)
はじめに
日中はまだまだ暑いですが、明け方や夜になるととても涼しくなってきました。夏場でエアコンをガンガンにして、のどを痛めたりしていませんか。夏に風邪をひく方というのも意外に少なくありません。
のどに痛みがある場合、軽い段階では総合の風邪薬を飲むことがあるでしょう。風邪薬だけでは心配な方には小林製薬・のどぬーるがオススメです。
ん?のどぬーる?と聞くとCMでお馴染みののどぬーるスプレーが思い浮かびますが、今回ののどぬーるがどのような商品なのか検討していきます。
この記事の目次
1、 はじめに
2、 のどぬーるとは?
3、 のどぬーるスプレーとは違うのか
4、 のどぬーるのメリット・デメリット
5、 のどに効果的な商品の紹介
6、 さいごに
のどぬーるとは?
小林製薬から発売されている人気の「のどぬーる」シリーズ。みなさんもきっと一度は耳にしたことがあると思います。のどぬーるもそのシリーズのひとつなのですが、スプレーのものとは使い方が異なります。
のどぬーるは殺菌・消毒作用のあるヨウ素を配合した薬です。茶褐色の瓶にはヨウ素が20g入っています。綿棒が同封されていますので、瓶に入ったヨウ素に綿棒を浸し、直接のどに塗りつけることで効果を発揮します。
のどぬーるスプレーとは違うのか
のどぬーるシリーズでは、のどぬーるスプレーが一般的です。のどにワンプッシュでスプレーできるので、気になる部位に直接用いることができます。対して、のどぬーるは綿棒で直接患部に塗りつけるので、使い方の違いがあります。
また、有効成分の違いがあります。のどスプレーにはポピドンヨードが配合されています。これに対してのどぬーるにはヨウ素が配合されています。マイルドなポピドンヨードに比べて一般的にはヨウ素は刺激感が強いと考えられています。
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のどぬーるのメリット・デメリット
綿棒でのどに直接塗れるのをウリにしていますが、本当に使い易いのでしょうか。2才から使用は可能ですが、親が塗る部位を間違えれば「おえーっ」となる可能性もあります。大人であっても、慣れるまではうまく塗れない場合もあり使い易さには疑問が残ります。
今はスプレータイプやうがい薬など使い勝手の良いものが販売されていますので、昔よりも売れなくなっている気がします。
のどに効果的な商品の紹介
のどに有効な成分は殺菌消毒作用のポピドンヨードや、炎症止めのアズレン、殺菌作用のCPC(セチリピリジニウム塩酸塩)などが一般的です。詳しくはコチラで記載しています。
関連記事:うがい薬が欲しいけれど、どれを選べばいいの?ハピコムうがい薬まとめ
さいごに
直接のどに塗りつけるのどぬーるはまさに昔ながらの商品といえます。使い易さではうがい薬やスプレーに劣りますので、次第になくなってしまう商品かもしれません。
ただ、患部に直接効果を示せること、塗ることで効いている実感が得られることが、ロングセラーの秘密でしょう。お読み頂きありがとうございます。
参考文献:のどぬーる添付文書
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