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痒みを伴う乾燥肌の治療薬!メンタームEXプラス(第2類医薬品) [塗り薬]

痒みを伴う乾燥肌の治療薬!メンタームEXプラス(第2類医薬品)





はじめに



冬場になると肌が乾燥しやすくなって、痒みを感じる場面が多くなります。かきむしってしまえば、当然肌の状態は悪くなりますし、出血しまい治りが悪くなることもあります。


乾燥しやすい時期には乾燥をさせないのが一番の方法です。つまり保湿剤を塗るスキンケアが大切なのです。もちろん、痒みが出てしまってからでも、効果的な塗り薬があります。それがメンタームEXプラスです。


今回はハピコムメンタームEXプラス(近江兄弟社)について記載していきます。



この記事の目次


1、 はじめに
2、 メンタームEXプラスとは?
3、 メンタームEXプラスの成分
4、 こんな方にオススメですよ!
5、 冬のスキンケアの基本
6、 さいごに




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メンタームEXプラスとは



メンタームEXプラスとはハピコムグループで販売している痒み止め成分の配合された塗り薬です。乾燥性皮膚炎でお困りの方をターゲットにした、ノンステロイドタイプの商品です。



メンタームEXプラスの成分



メンタームEXプラスの主な有効成分は5種類です。


・尿素
・d-カンフル
・ジフェンヒドラミン塩酸塩
・リドカイン
・トコフェロール酢酸エステル
他添加物です。


乾燥しますと痒みがでる恐れがあるので、保湿作用が期待できる尿素を配合しています。尿素はパスタロンソフトやウレパールなど皮膚科で処方されることも多く、その効果と安全性は優れたものです(ただ、尿素は割れた皮膚には使えません)。


d-カンフルは清涼感成分です。清涼感を与えることで痒みの感覚が抑えられる働きが期待できます。また、痒みの反応を抑えるジフェンヒドラミン塩酸塩、痒みの伝わりを抑えるリドカイン、血行促進作用のトコフェロール酢酸エステルを配合しています。


このように、乾燥を防ぎ、痒みを和らげる成分がバランスよく配合されているのが特徴です。



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こんな方にオススメですよ!



メンタームEXプラスが適しているのはこんな方です。


・身体のあちこちが痒くていらいらする方
・布団をかけたり、眠っていたりと、温かくなると痒みが出る方
・お子さんが、我慢できずに掻き毟っている場合
・皮膚が乾いて痒みが気になる場合
・冬場になると痒みがでてくる場合


オススメの例を挙げてみました。当てはまらなくとも、痒みが伴えば効く可能性が高いです。ただ、炎症止めなどは配合されていませんから、赤く腫れていたり、湿疹がでている場合には他のお薬が効く場合もあります。



冬のスキンケアの基本



冬場は乾燥しやすく、乾燥してしまうと痒みに繋がります。ですから、痒みが出る前に乾燥を防ぐ必要があります。つまり、保湿が大切です。


例えば、皮膚科ではヒルドイド(ヘパリン類似物質)やプロペト(白色ワセリン)が処方される場合があります。いずれも皮膚を乾燥させない目的で使われるお薬です。


無理に皮膚科に向かう必要はありません。軽度の乾燥ならば市販薬でも十分です。ヒルドイドと同成分のHPクリーム(グラクソスミスクライン)や痒み止めをプラスしたムヒソフト(ロート製薬)、また白色ワセリンも販売されています。


毎冬、乾燥して痒みが出てしまうのであれば上記商品の使用で乾燥を防ぐのも効果的です。



さいごに



乾燥が原因の痒みにはメンタームEXプラスがオススメです。ただ、痒みが出る前の保湿スキンケアが最も大切です。お読み頂きありがとうございます。


参考文献:メンタームEXプラス添付文書










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