イチジク浣腸とケンエー浣腸は違うもの? [便秘トラブルに]
イチジク浣腸とケンエー浣腸は違うもの?
はじめに
今回は浣腸についての記事です。前回ハピコムグループで販売しているケンエー浣腸について記載させていただきましたが、浣腸といえばイチジク浣腸(イチジク製薬株式会社)をイメージするかたがほとんどでしょう。
「今すぐに出したい便秘に」でお馴染みのイチジク浣腸は12才以上のイチジク浣腸30(有効成分グリセリン15g配合)が最も売れており、2個入りと5個入り、10個入りが販売されています。次に人気なのはイチジク浣腸40(グリセリン20g配合)で2個入りと10個入りがあります。
ハピコムケンエー浣腸(健栄製薬株式会社)では30と40の商品を採用しています。やはり浣腸というと大人の方が使用し、30で効き目がなければグリセリンの量を増やした40に。という流れが主流でしょう。
今回はイチジク浣腸とケンエー浣腸の違いについて検討してきます。
この記事の目次
1、 はじめに
2、 ケンエー浣腸とは
3、 イチジク浣腸とは
4、 両者の違いについて
5、 さいごに
ケンエー浣腸とは
ケンエー浣腸は健栄製薬株式会社で製造されている浣腸のひとつです。浣腸とは飲み薬ではなく、肛門から薬を注入し便の流れを改善する薬です。ケンエー浣腸は30gと40gのタイプを販売しています。
ケンエー浣腸についてはこちらで述べていますので参考にして下さい。
関連記事:つらく苦しい便秘にはハピコムケンエー浣腸がお勧め(第2類医薬品)
イチジク浣腸とは
イチジク浣腸はイチジク製薬株式会社が製造販売元である浣腸商品です。便秘で苦しく、飲み薬でもすっきり改善しない場合には浣腸がとても使い易いので人気があります。
イチジク浣腸には年齢や使い易さを求めて7種類の商品があります。0歳から使えるイチジク浣腸10、6歳から使えるイチジク浣腸20、12歳から使える最も基本的なイチジク浣腸30、より良い効き目を求めたイチジク浣腸40、ロングノズルで使い易い30E、40E、液残りが少ないジャバラタイプです。
両者の違いについて
まずは価格の比較ですが、ケンエー浣腸30は10個入り税込み410円、対してイチジク浣腸30は10個入りで税込み718円です。某ドラックストアの参考価格ですが、1個あたりでもケンエー浣腸30が安いと言えるでしょう。
また、ケンエー浣腸40の10個入りは税込み513円、イチジク浣腸S40の10個入りは税込み1008円です。ほとんど2倍の価格差でもあり、やはり価格の面ではPBのケンエー浣腸がお得でしょう。
次に成分の違いです。各商品名に入っている数字の50%が有効成分グリセリンの濃度になっています。つまりケンエー浣腸30ならグリセリンは15g、イチジク浣腸40なら20g配合されています。
この有効成分グリセリンが直腸内で水分を増やすことで、腸を刺激し便通を促すのです。この配合量が多ければ効きがよいと考えられ、もし成人のかたで30が効かなければ40を次回購入しても良いでしょう。
製造会社は違えど、ケンエー浣腸もイチジク浣腸もグリセリンの配合量は種類によって同じです。例えば、ケンエー浣腸30とイチジク浣腸30、ケンエー浣腸S40とイチジク浣腸40のグリセリン配合量は同じです。
イチジク浣腸に関しては使用者によって商品を選択できるメリットがありますが、ケンエー浣腸では選択肢が狭く不便な面もあるでしょう。
さいごに
もし12歳以上のかたで頻繁に使う予定があるのなら、価格の安いケンエー浣腸がおすすめです。30で効かなければ40にしてもよいでしょう。ただ、初めて使う場合で10個もいらない場合や、ケンエー浣腸が使いにくい場合などには選択肢の多いイチジク浣腸がおすすめです。
お読み頂きありがとうございます。
参考文献:ケンエー浣腸添付文書、イチジク浣腸添付文書
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