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結膜炎の目薬まとめ [目薬まとめ]

《はじめに》


ハピコムブランドの抗菌目薬はアイサット抗菌目薬と抗菌アイリスがあります。


どのように使い分ければいいのでしょうか。





(c) .foto project





《ケース1:目がかゆくてこすっちゃう。かゆみのあるものもらいなんだけど。》


この場合はアイサット目薬がおすすめです。


アイサット目薬にはかゆみを和らげる効果のある抗ヒスタミン薬・クロルフェニラミンマレイン酸塩が配合されています。


当然、目をこすってしまうと症状がひどくなったり、広がってしまう恐れが出てきます。この「かゆみを抑える」ことは意外と重要なのです。


もちろん細菌性のものもらいに対して抗菌成分のスルファメトキサゾールが効果をもたらします。さしていれば結果的に腫れやかゆみも鎮まるでしょう。


また、角膜保護成分のコンドロイチン硫酸エステルナトリウムは他の抗菌目薬には配合されておらず、乾燥が気になる場合の選択肢としても有用です。


ハピコムではありませんが、類似商品としてはサンテ抗菌新目薬(参天製薬)、ロート抗菌目薬EX(ロート製薬)が挙げられます。


抗菌成分はどちらも同じものですが、サンテ抗菌新目薬はヒプロメロースという粘稠化剤を加え有効成分が長く留まるように設計されています。また組織修復目的でタウリンを配合しています。


ロート抗菌目薬EXにもヒプロメロースが配合されています。また、生後4ヶ月から使用できることや抗酸化作用・血行促進作用のあるビタミンEを配合している特長があります。



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《ケース2:目がとにかく大事。ものもらいの目薬でも刺激のない安全な目薬が欲しい。》


そんな時には抗菌アイリスを選択します。


抗菌アイリスは1回1回使いきりの目薬です。防腐剤が入っていないので、角膜に損傷を与えることもありません。


また、刺激のほとんど感じない、しみないソフトなさし心地ですので、安全面を考えると一番適した目薬なのです。


かといって効果が弱いというわけでなく、抗菌成分のスルファメトキサゾールと抗炎症成分のグリチルリチン酸二カリウムとイプシロン-アミノカプロン酸を配合し、ものもらいや結膜炎の症状を和らげます。


ロート製薬でもロート抗菌目薬という使いきりタイプのものが販売されています。


こちらも抗菌成分は同様ですが、イプシロン-アミノカプロン酸とグリチルリチン酸二カリウムのダブル抗炎症成分配合が特徴です。また滞留性アップを狙ってヒプロメロース・アルギン酸の2種類の粘稠化剤を配合しています。


使いきりタイプで抗菌アイリスとロート抗菌目薬は似た成分、特徴を持っていますが、抗菌アイリスにはビタミンB6が配合されています。


このビタミンB6は疲労した末梢神経の機能を高め、目の組織の新陳代謝を促し目の疲れを緩和する効果が認められています。



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《まとめ》


ものもらいや結膜炎を緩和する意味では、メインの抗菌成分はスルファメトキサゾールでどちらも一緒のものです。


かゆみや乾燥が伴うのであればアイサット目薬を、より安全面を重視するのであれば抗菌アイリスを選べば問題ないでしょう。


以上抗菌目薬の選択でした。お読みいただきありがとうございます。


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