ワルツEXクリームVSフェミニーナ軟膏S [デリケートゾーンのトラブルに]
ワルツEXクリームVSフェミニーナ軟膏S
はじめに
デリケートゾーンの痒み、かぶれに効くのは何の薬?と効かれるとほとんどの方が「フェミニーナ軟膏S」と答えるでしょう。テレビCMでも流れているように、その知名度は大変なものです。
これだけ有名なのだから当然その効果も優れているのだろう、と予測はできるのですがどの成分がどのような作用が期待できるのか考えていきます。
また、本当にフェミニーナ軟膏S(小林製薬)でなければならないのか、ハピコムグループで販売しているワルツEXクリーム(新新薬品)ではいけないのか比較していきます。
この記事の目次
1、 はじめに
2、 フェミニーナ軟膏Sとは
3、 ワルツEXクリームとは
4、 フェミニーナ軟膏SとワルツEXクリームの比較
5、 結論
6、 さいごに
フェミニーナ軟膏Sとは
小林製薬が自信を持って販売しているフェミニーナ軟膏S。デリケートゾーンのかゆみやかぶれに対して優れた効果を示す塗り薬です。
商品名に軟膏と書かれていますが、べたつかないさらっとしたクリームタイプの塗り薬であることも特徴のひとつです。成分にステロイドは含まれておらず、ステロイドが苦手な方にも安心して使用できます。
ワルツEXクリームとは
ハピコムグループで販売しているワルツEXクリーム。ほとんどのお店でフェミニーナ軟膏Sの右隣に陳列されている塗り薬です。フェミニーナ軟膏Sを比較対象とした商品だからです。
痒み止め、殺菌成分、炎症止めなど、デリケートゾーンの痒みや湿疹、腫れなどに対して優れた効果を発揮するように設計されています。
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フェミニーナ軟膏SとワルツEXクリームの比較
ここから両者を比較していきましょう。まずは成分の比較です。
フェミニーナ軟膏S(100g中)
・ジフェンヒドラミン2g
・イソプロピルメチルフェノール0.1g
・リドカイン2g
・トコフェロール酢酸エステル0.3g
他添加物
ワルツEXクリーム(100g中)
・ジフェンヒドラミン1g
・グリチルレチン酸1g
・イソプロピルメチルフェノール0.5g
・リドカイン2g
・トコフェロール酢酸エステル2g
他添加物
多少の違いはあるものの、ほとんど同じ成分である印象が強いです。
痒み止めジフェンヒドラミンの成分量が2倍フェミニーナ軟膏Sに配合されています。ただ、殺菌作用のあるイソプロピルメチルフェノールや血行促進作用のトコフェロール酢酸エステルはワルツEXクリームに若干多く含まれています。
また、炎症止め成分グリチルレチン酸はワルツEXクリームにのみ配合されている成分です。
よって、痒みがひどいならフェミニーナ軟膏Sを、赤みや腫れなどの湿疹があればワルツEXクリームを選択するのが望ましいといえます。ただ、参考意見として考えていただければ幸いで、両者の効果が凄い違う印象はまったくありません。
価格を比較していきます。
フェミニーナ軟膏S(15g):税込み852円
ワルツEXクリーム(20g):税込み615円
お馴染み某ドラックストアでの参考価格です。ワルツEXクリームがフェミニーナ軟膏Sを比較対象にしているだけあって、価格の面ではワルツEXクリームの圧勝です。
結論
痒みがひどいのであればフェミニーナ軟膏Sがお勧めであり、腫れや湿疹が出ているようならワルツEXクリームをオススメさせていただきます。またとにかく安価なものが希望であればワルツEXクリームで間違いないでしょう。
さいごに
さいごになりましたが、注意点を少しだけ述べさせていただきます。どちらのお薬もカンジダ症には使えません。真菌が原因となるカンジダ症では有効な成分は配合されていません。必ず婦人科で診断を受けて相談するようにしましょう。
デリケートゾーンのお悩みはなかなかヒトに相談しにくい部類に入ります。この記事を商品選択の参考にしていただければありがたいです。お読み頂きありがとうございます。
参考文献:フェミニーナ軟膏S、ワルツEXクリーム添付文書
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ワルツMクリームVSデリケアエムズ [デリケートゾーンのトラブルに]
ワルツMクリームVSデリケアエムズ
はじめに
以前、デリケートゾーンの痒みやかぶれにワルツMクリーム(新新薬品)をご紹介させていただきました。
関連記事:ワルツMクリーム(第2類医薬品)は男性用?
ただ、やはりそこまで有名ではないワルツMクリームのお話で、ぴんときた方は少ないのではないでしょうか。そこで比較対象として池田模範堂から販売しているデリケアエムズを取り上げてみましょう。
デリケアエムズはテレビCMでもお馴染みの商品であり、知名度が違いますからね。
この記事の目次
1、 はじめに
2、 ワルツMクリームを簡単にご紹介
3、 デリケアエムズについて
4、 ワルツMクリームとデリケアエムズの比較
5、 結論
6、 さいごに
ワルツMクリームを簡単にご紹介
ワルツMクリームはハピコムグループにて販売している主にデリケートエリアに使える塗り薬です。痒みやかぶれにはもちろん皮膚の薄い部位にも安心して使用できるノンステロイドであること、また、清涼感成分のl-メントールが配合されていることが特徴です。
詳しくはコチラで記載させていただいています。
参考記事:ワルツMクリーム(第2類医薬品)は男性用?
デリケアエムズについて
ムヒシリーズでお馴染み池田模範堂からデリケアエムズが販売されています。その名の通りデリケートゾーンの汗ムレや下着のスレなどによる痒み、かぶれに効果的なクリームタイプの塗り薬です。
優れた痒み止めと清涼感成分を配合することで、かきむしりたくなるつらい痒みに効果的です。また、デリケアエムズもノンステロイドのため安心して皮膚の薄いデリケートゾーンに塗布することができます。
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ワルツMクリームとデリケアエムズの比較
ここから2つの商品を比較していきます。まずは成分の比較です。
ワルツMクリーム(100g中)
・ジフェンヒドラミン:1g
・グリチルレチン酸:1g
・イソプロピルメチルフェノール:0.1g
・リドカイン:2g
・トコフェロール酢酸エステル:0.5g
・l-メントール:0.5g
他添加物
デリケアエムズ(100g中)
・ジフェンヒドラミン:2g
・グリチルレチン酸:0.2g
・イソプロピルメチルフェノール:0.1g
・トコフェロール酢酸エステル:0.5g
・l-メントール:0.5g
他添加物
主な有効成分5種類(ジフェンヒドラミン、グリチルレチン酸、イソプロピルメチルフェノール、トコフェロール酢酸エステル、l-メントール)は同じ内容です。
唯一ワルツMクリームにはリドカインの成分が配合されている点が異なります。リドカインは局所麻酔作用があり、痒みの伝わりを抑える働きがあります。つまり痒み止めとして働きます。
成分量に関しては若干の違いがあります。痒み止め成分ジフェンヒドラミンはデリケアエムズが2倍量配合されています。ただ、炎症止め成分グリチルレチン酸はワルツMクリームが5倍配合されています。
有効成分の配合量や成分の違いはありますが、痒み止め効果に関してはどちらも優れたおり問題ありません。ただ、炎症止めの効果に関してはわずかにワルツMクリームが優位でしょう。
続いては価格の比較です。
ワルツMクリーム(20g):税込み615円
デリケアエムズ(15g):税込み906円
お馴染み某ドラックストアのお値段ですが、量も値段もひと目でワルツMクリームがお得なのが分かります。値段に関してはワルツMクリームが優れているでしょう。
結論
痒みだけならどちらの商品でも問題ありません。ただ、腫れや赤みがひどいならワルツMクリームがオススメですね。さらに値段の面でもワルツMクリームの勝ちと言えるでしょう。
ただ、知名度に関してはデリケアエムズの完勝ですから、有名なのが安心という気持ちがあればデリケアエムズを購入するのが良いでしょう。
さいごに
今回はワルツMクリームとデリケアエムズを比較させていただきました。個人的にはほとんど気にならないような違いしか見出せなかったのが残念です。
デリケートゾーンの痒みやかぶれには、デリケアエムズとワルツMクリームがオススメです。お読み頂きありがとうございます。
参考文献:ワルツMクリーム、デリケアエムズ添付文書
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ワルツMクリーム(第2類医薬品)は男性用? [デリケートゾーンのトラブルに]
ワルツMクリーム(第2類医薬品)は男性用?
はじめに
デリケートな部位の痒みに効く薬と言えば、フェミニーナ軟膏(小林製薬)やデリケアエムズ(池田模範堂)が有名ですね。いずれもデリケートゾーンの皮膚トラブルに効果的なお薬です。
ハピコムグループでは、デリケートな部位の痒みやかぶれに効果的なワルツEXクリームと今回ご紹介するワルツM(新新薬品)が販売されています。前者のワルツEXクリームついては過去の記事を参考にして下さい。
関連記事:デリケートゾーンの痒み、かぶれにワルツEXクリーム
ワルツMクリームがどのような商品なのかワルツEXクリームと比較しながら紹介していきます。
この記事の目次
1、 はじめに
2、 ワルツMクリームとは?
3、 ワルツMクリームの特徴は?
4、 ワルツMクリームの有効成分は?
5、 ワルツMクリームとワルツEXクリームの比較
6、 さいごに
ワルツMクリームとは?
ワルツMクリームとはデリケートゾーンの痒みやかぶれなどの症状を和らげる塗り薬です。ワルツMの友人にワルツEXがいます。この関係は後ほど語らせていただきます。
水色とオレンジ色の爽やかなパッケージで販売されており、右側には男性のシルエットが描かれています。ワルツEXが女性をターゲットにしているのに対して、ワルツMは男性をターゲットにしているのでしょう。
ワルツMクリームの特徴は?
ワルツMクリームには2つの特徴があります。
1つ目は皮膚の薄いデリケートゾーンにも安心してできるノンステロイドという点です。ステロイド剤の長期連用で皮膚が薄くなる恐れがありますが、ワルツMなら心配はいりません。また、万が一ウイルスによるものであっても薬によって症状が悪化することは考えにくいです。
2つ目はl-メントールを配合していることです。お馴染みl-メントールによる清涼感によって、痒みの感覚が和らぐことでしょう。もちろん、かゆみやかぶれに対する一般的な成分が配合されているので、その効果は得られます。
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ワルツMクリームの有効成分は?
ワルツMクリームの主な有効成分は6種類です。
・ジフェンヒドラミン
・グリチルレチン酸
・イソプロピルメチルフェノール
・リドカイン
・トコフェロール酢酸エステル
・l-メントール
他添加物です。
どこかでみたことのある組み合わせですね。成分については、痒み止めのジフェンヒドラミンとリドカイン、炎症止めのグリチルリチン酸、殺菌成分のイソプロピルメチルフェノール、血流改善成分のトコフェロール酢酸エステル、清涼感成分のl-メントールです。
ワルツMクリームとワルツEXクリームの比較
長くなりましたがここからが本題です。まずは成分を比べてみましょう。
ワルツMクリーム(100g中)
・ジフェンヒドラミン:1g
・グリチルレチン酸:1g
・イソプロピルメチルフェノール:0.1g
・リドカイン:2g
・トコフェロール酢酸エステル:0.5g
・l-メントール:0.5g
他添加物
ワルツEXクリーム(100g中)
・ジフェンヒドラミン:1g
・グリチルレチン酸:1g
・イソプロピルメチルフェノール:0.5g
・リドカイン:2g
・トコフェロール酢酸エステル:2g
他添加物
まずは大きな違いですが、ワルツMクリームにはl-メントールが配合されていることです。何度も述べますが、清涼感成分のl-メントールですから、ワルツMが単純にすーっとした塗り心地が得られるでしょう。清涼感を望むならワルツMで決まりです。
予想はしていましたが、主な違いはその点のみです‥(汗)。あとは、ワルツEXクリームは血流改善作用のトコフェロールと、殺菌作用のイソプロピルメチルフェノールの成分量が多少多いことでしょう。女性は冷えやすく血行不良になりがちなので、女性をターゲットにしたワルツEXクリームに多く配合したのでしょうか。
では、値段の違いはあるのでしょうか。
ワルツMクリーム(20g):税込み615円
ワルツEXクリーム(20g):税込み615円
お馴染み某ドラックストアでの参考価格です。この比較に意味があるのかわかりませんが、容量も同じ、値段も同じ‥。結果。引き分けです。
さいごに
ワルツMとワルツEXは似た成分を配合したお友達です。少しクール(清涼感成分含む)なワルツMクリームと熱い性格(血流改善成分多めに含有)のワルツEXクリームです。
清涼感を望むならワルツMを冷えるのが困るならワルツEXを選択すれば間違いないでしょう。単純に男性はワルツM、女性はワルツEXでもかまいませんが、どちらでも男女誰でも使用できます。
お読み頂きありがとうございます。
参考文献:ワルツMクリーム、ワルツEXクリーム添付文書
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デリケートゾーンの痒み、かぶれにワルツEXクリーム(第2類医薬品) [デリケートゾーンのトラブルに]
デリケートゾーンの痒み、かぶれにワルツEXクリーム(第2類医薬品)
はじめに
今回はデリケートゾーンの痒みやかぶれに効く、ワルツEXクリーム(新新薬品)のご紹介です。
わきやお腹、ももや陰部周辺といったデリケートゾーンについての痒みやかぶれなどの症状については、なかなかお店のスタッフさんに相談して薬を購入するのは恥ずかしいところですね。話をするのも、当然、みせるわけにもいきません。
恥ずかしいので自分で調べてお店で購入する。何も悪いことではありません。この記事が購入の際の手助けになれば幸いです。
この記事の目次
1、 はじめに
2、 ワルツEXクリームとは?
3、 ワルツEXクリームの特徴
4、 ワルツEXクリームには何が配合されているの?
5、 さいごに
ワルツEXクリームとは?
ワルツEXクリームとはハピコムグループが販売している非ステロイド性の塗り薬です。主にデリケートゾーンの痒みやかぶれを和らげる目的で販売しています。
オレンジとピンク色のパッケージはとても可愛く感じられ、女性をターゲットにした商品と考えられます。とはいえ、男性が使用できない成分は入っておらず、男女ともに使用できる商品です。
ワルツEXクリームの特徴
ワルツEXクリームの特徴は3点です。
1つ目はかゆみを素早く抑えることができます。痒みを感じたら塗布することで、速やかに痒みが治まります。痒み止め成分は医療用レスタミンコーワクリーム(興和)でも使用されるジフェンヒドラミン。その効果は優れています。
2つ目は非ステロイド性塗布剤ということ。デリケートゾーンは皮膚が薄い部位もあり、ステロイドでは強すぎる可能性もあります。また、ウイルス性の場合、ステロイド剤成分を塗布すると症状が悪化してしまうこともあります(もちろん、治りが悪ければすぐにでも皮膚科に行ってくださいね)。
3つ目は低刺激でさっぱりとした使用感が得られることです。白色のクリームであり、軟膏のようなべたつきが少なく、スーっと伸ばしやすい塗り薬です。
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ワルツEXクリームには何が配合されているの?
ワルツEXクリームの有効成分は5種類です。
・ジフェンヒドラミン
・グリチルレチン酸
・イソプロピルメチルフェノール
・リドカイン
・トコフェロール酢酸エステル
他添加物です。
有効成分を考えてみましょう。痒みを鎮めるジフェンヒドラミンとリドカイン、炎症止めのグリチルリチン酸、殺菌作用のあるイソプロピルメチルフェノール、血行促進作用のトコフェロール酢酸エステルです。
痒み止め、炎症止め、殺菌作用といったごく一般的な有効成分を配合していることがわかります。正直、デリケートゾーンに限らず、身体の湿疹やあせも、虫刺されや痒みにも問題なく使用できるでしょう。
さいごに
今回はデリケートゾーンの痒み、かぶれに効きやすいワルツEXクリームのご紹介でした。お困りの場合には是非お試し下さい。もちろん、治りが悪いようなら受診してくださいね。お読みいただきありがとうございます。
参考文献:ワルツEXクリーム
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