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【コンタクト使用中の眼の疲れには】コンタクト装着時にも使える目薬の取扱いを増やしたよ!その名をアイミンCL(第3類医薬品) [眼のトラブルに]

H30/7/7更新


【コンタクト使用中の眼の疲れには】コンタクト装着時にも使える目薬の取扱いを増やしたよ!その名をアイミンCL(第3類医薬品)


 
 

 
はじめに  

 
 
コンタクトレンズを使用していると、眼が乾燥したり異物感があったり、疲れやすくなったり‥。そんな思いで苦しんでいる方も多いでしょう。  
 

ご自分に適した視力やレンズカーブのものを選ぶこと、長時間の使用は避けること、きちんとしたケアを毎日行うこと(ワンデイコンタクトは除く)など眼科医と相談して決めなければならないこともあります。  
 

ただ、注意すべき点を守っていてもコンタクトレンズ使用中のトラブルはつきものです。そこで市販の目薬を使用することを提案させていただきます。  
 

色々目薬はあるけれど、コンタクトレンズ装着中に使用できるものはある‥?もちろんあります。これまでハピコムブランドではキョーリンリメディオから販売されているフォスターCLがお馴染みでした。 
 

フォスターCLの成分は人工涙液成分。点眼により眼の乾燥や異物感を取り除いてくれます。ただし、目の疲れには直接的な効果はありません。  
 

そこで今回、ハピコム商品のラインナップにアイミンCLが追加されました。どのような商品なのか解説していきます。  
 
 
 

この記事の目次  


 
1、 はじめに
2、 アイミンCLとは
3、 フォスターCLとは
4、 違いはどこか
5、 アイミンCLの注意点
6、 アイミンCL導入によるメリット
参考:フォスターシリーズについて
7、 さいごに
 
 

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アイミンCLとは  
 


アイミンCLは滋賀県製薬の製造販売元としてハピコムグループで販売されている目薬です。CLと商品名にも記載がある通り、コンタクトレンズの装着者にターゲットを絞った商品です(もちろん未装着の時にも、使用しない方にもお使い頂けます)。  
 

コンタクトレンズとはソフトコンタクトレンズやハードコンタクトレンズをさしています。もちろん使い捨てのワンデイコンタクトにも、2weekやマンスリータイプのコンタクトにも使用できます(カラコンについては記載がないため、カラコンの場合にはカラコン用の目薬を選択するのが良いでしょう)。  
 
 
現在はハードコンタクトレンズよりもソフトコンタクトレンズが広く使用されていますが、酸素の透過性は良いものの乾燥や異物感を感じることも多くなっています。そのような場面にアイミンCLやフォスターCLまたはその他のコンタクトレンズ用の目薬をさすことが適しています。  
 
 


フォスターCLとは  
 
 

フォスターCLはコンタクトレンズ装着中の不快感や乾燥を緩和する目的で販売されている眼薬です。配合成分は塩化ナトリウムと塩化カリウム。これら成分は人工涙液とも呼ばれ、涙の成分により近づけた配合となっています。  
 

もちろん点眼後の刺激感も少なく、副作用の報告も(他の目薬に比べても)ほんどありませんので、安心してさすことのできる目薬です。商品については下記でご紹介していますのでご参考にして下さい。  
 

関連記事:コンタクトの不快感にフォスターCL  
 


 
両者の違いはどこか  
 
 

販売店による価格の違いはあるでしょうが、有効成分が異なります。いえ正しくはフォスターCLに眼精疲労の緩和に効果的な成分が2種類追加されたものがアイケアCLです(製造販売元が異なりますので追加という表現は御幣があるかもしれませんが)。  
 

フォスターCL(100ml中)の有効成分は  


塩化ナトリウム550mg
塩化カリウム150mg


その他添加物です。
 
 
アイミンCL(100ml中)の有効成分は  
 

塩化ナトリウム550mg
塩化カリウム150mg
L-アスパラギン酸カリウム100mg
タウリン100mg
 
その他添加物です。
 
 
 
レンズ装着中の乾燥や異物感は人工涙液成分である塩化ナトリウムと塩化カリウムにより緩和することが期待できます。この成分はどちらにも配合されていますが、疲労回復作用のあるL-アスパラギン酸カリウムやタウリンはアイミンCLにのみ配合されています。  
 

L-アスパラギン酸カリウムは目の新陳代謝を活発にすることで、眼精疲労を回復させます。また、栄養剤でもよくみかける(大正製薬・リポビタンDやハピコムのマージョンDX3000α)タウリンは目に栄養を与える働きが期待でき、疲労回復を促します。  
 

よって、フォスターCLとアイミンCLどちらが優れている?といわれれば、目の疲れを緩和することも可能なアイミンCLでしょう。ただし、疲労はなく、レンズ装着中の乾燥や異物感が気になるだけでしたらフォスターCLの選択で問題ありません。  

 
 

アイミンCLの注意点  

 
 
まず「使用上の注意」にいくつか相談事項の記載がありますが「使えない方」という記載はありません。つまり、アイミンCLは比較的安全性の高い目薬(お薬)ということを意味しています。  
 

ただし、目薬をすでに使用している場合には受診するのが良いでしょう。例えばコンタクト用の目薬をさしていても治らない、なのでアイミンCLを購入‥。このパターンでは治らない可能性が高いので眼科医に相談するのが適しています。  
 

また、目の赤み、激しい目の痛み、緑内障の治療中の場合にも受診することが大切です。  

 
アイミンCLには充血除去の成分は配合されていませんので赤みを直接的に治す作用はありません。さらにはコンタクトレンズの正しいケアを行わないとばい菌が目の角膜に付着して痛みを感じる場合もありますから、市販薬で治そうとせず、受診する判断も必要です。  
 

 

アイミンCL導入によるメリット  
 
 

ドラックストアの店舗側では粗利のとれる商品(PBなど)をお客さまに購入してもらい、お店の儲けを増やすことを目的としていますので、相談があれば当然ハピコムグループに働いていればハピコムブランドを紹介しなくてはなりません(もちろん症状が該当しなければその限りではないですが)。  
 

ハピコムグループの従業員は、これまでコンタクトレンズの不快感や乾燥などのコンタクトトラブルについてはフォスターCLの選択肢ひとつだけでした。眼がかすんでいる、疲れているなどの悩みはコンタクトレンズ使用者にも当然ありますので、疲れ眼の目薬も勧めたいが(お金の問題もあり)さすがに2種類は購入しにくい‥。  
 

今回のアイミンCLのラインナップを追加したことで、コンタクト使用者の眼精疲労の回復に対してコレ1本で対応することが可能になります。もちろんCLの部分の、コンタクトレンズ装着中の不快感や乾燥に関しても効果がありますので、とても優れているということができます。  
 

ハピコム店舗スタッフの商品選択の幅が広がったこと、購入者の眼精疲労の緩和(コンタクトレンズ装着中にも使用できる)が期待できること、このように販売者、購入者、両者にメリットがあります。  
 

ひとつだけ筆者が気になるのは、アイミンCL導入によりフォスターCLの取扱いがなくなる恐れがあるのではないでしょうか。製造販売元が異なるのでリニューアルというわけではありません。ただ、ハピコムグループから考えればより優れた商品を取り扱いたい気持ちがあるかもしれません(ここは筆者の勝手な予測です)。  
 
 


参考:フォスターシリーズとは
 
 

ハピコムブランドの目薬はフォスターと命名して販売しています。例えばフォスターDXは眼精疲労の改善に適していますし、かすみ目にはフォスター40、清涼感に優れた目薬ならばフォスターFXなど、症状や使用者の好みに合わせて選べる目薬がフォスターシリーズなのです。  
 

関連記事:フォスターシリーズまとめ  
 
 


さいごに  
 

 
今回は、コンタクトレンズ装着中にも使用できる目薬・アイミンCLを従来から販売されているフォスターCLと比較しながらご紹介させていただきました。次々と新しい目薬がめまぐるしく販売されていく世の中ですから、売れない商品は生き残ることは難しくなってきます。  

 
コンタクトレンズ装着中の乾燥・不快感プラス眼精疲労の緩和を目的としたアイミンCLがレンズ使用者(使用者でなくてももちろんOK)にとって快適で優れた目薬であることを願っています。お読み頂きありがとうございます。



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