排尿痛残尿感などでお困りの際にはハピコム五淋散エキス錠Nコタロー(第2類医薬品) [尿トラブルに]
排尿痛、残尿感などでお困りの際にはハピコム五淋散エキス錠Nコタロー(第2類医薬品)
はじめに
女性に多いとされている膀胱炎。何度か経験していると、なんとなくでも「あれ、また膀胱炎かな‥」なんて感じることもあるでしょう。病院に受診すれば必ず処方される抗生物質。あれがあればな‥。
残念ながら飲み薬の抗生物質は薬店やドラックストアでは取り扱っていません。まだ処方箋がなくては手に入らない状況が続いています。もちろん安易に抗生剤を飲むことで、効かない菌が生まれてしまう可能性がでてきてしまうというきちんとした理由があるのです。
とは言え、受診するには時間が必要です。医師の処方する抗生剤と比較するのは問題ですが、漢方薬成分を配合した膀胱炎にも効果的な市販薬が実はあります。それがボーコレン(小林製薬)やハピコム五淋散エキス錠Nコタロー(小太郎漢方製薬)です。
今回はハピコム五淋散エキス錠Nコタローについて記載していきます。
この記事の目次
1、 はじめに
2、 五淋散エキス錠Nコタローとは
3、 五淋散エキス錠Nコタローの有効成分は
4、 ボーコレンとの違いはあるの
5、 さいごに
五淋散エキス錠Nコタローとは
五淋散エキス錠Nコタローとは排尿痛、頻尿、残尿感など尿のトラブルを緩和する11種類の生薬を配合した漢方製剤です。もちろんお医者さんでも用いられており漢方薬の56番でお馴染みです。
ただ、五淋散エキス錠Nコタローも医療用の五淋散も膀胱炎に対しては適応外となっています。効果はあるようだが、国には認められていないということですね。そのために五淋散エキス錠Nコタローやボーコレンのパッケージには「膀胱炎に効く」とは書かれていません。
五淋散エキス錠Nコタローの有効成分は
五淋散エキス錠Nコタローにはブクリョウ、トウキ、オウゴン、カンゾウ、シャクヤク、サンシシ、ジオウ、タクシャ、モクツウ、カッセキ、シャゼンシの11種類の生薬が配合されています。
生薬を組み合わせることで抗菌、抗炎症、利尿、血流改善作用をもたらし、悪い菌をやっつけながら、外に排出させる働きを作り出しています。
五淋散エキス錠Nコタローの配合成分の量はいわいる1/2処方といわれ、医療用の五淋散に比べると1日量でちょうど半分の成分量となっています。副作用はでにくい反面、医療用よりも優れた効果が期待できるかといえば疑問なところです。
ボーコレンとの違いはあるの
テレビCMでもお馴染みのボーコレンですが、実はこちらも五淋散を配合した漢方製剤なのです。その量を比較して見ましょう。配合量の記載は省略しますが、配合生薬11種類と成分量は全て一緒です。
もちろん会社が異なりますので、添加物や製造工程が異なるでしょう。ただ、1/2処方という点では変わりありませんので、効果も同じと考えられるでしょう。ちなみに五淋散エキス錠Nコタローが税込み1512円(成人7日分)に対してボーコレンは税込み1728円(成人4日分)で価格は五淋散エキス錠Nコタローがお得です。
ただ、ボーコレンはヒート状で持ち運びもラクですが、五淋散エキス錠Nコタローは瓶なので持ち歩くには不便です。
さいごに
膀胱炎でみられる排尿痛、頻尿、残尿感などには五淋散エキス錠Nコタローで対応できる場面があります。もちろん受診できればこしたことはありませんので、一刻も早く治したい場合には病院で診てもらいましょう。
お読み頂きありがとうございます。
参考文献:五淋散エキス錠Nコタロー添付文書、ボーコレン添付文書
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