ハピコム最強の虫さされ薬といえばマニューバEX9(指定第2類医薬品) [塗り薬(虫刺され)]
更新:2017/6/23
はじめに
突然ですが、ダニやノミ、毛虫やヤブ蚊に刺されたことはありますか?いずれも日常で刺される心配のある虫たちですね。あなたは刺された後にどういった対応をしていますか?
冷やすと冷感刺激で痒みや痛みの感覚が伝わりにくくなります。水道水できれいに洗い流しても良いでしょう。その後に消毒剤ですが、今はあまり勧められてはいません。軽く拭いてから薬を塗れば十分でしょう。
虫さされの塗り薬は液体ムヒやムヒアルファEX(いずれも池田模範堂)、ウナコーワ(興和)、キンカン(金冠堂)などいくつか販売されていますが、その中でもムヒアルファEXとマニューバEX9が最強クラスです。
今回はムヒアルファEXとマニューバEX9の違いを踏まえながら紹介していきます。
※2017/6時点では、マニューバEX11が最強と考えられます。詳しくは、【虫刺されにお困りのあなたに】虫刺され薬でお馴染みのハピコムマニューバがEX9からEX11に進化しましたよ!を参考にしてください。
この記事の目次
1、 はじめに
2、 マニューバEX9とは?
3、 マニューバEX9にはどんな成分が配合されているのか?
4、 ムヒアルファEX9とマニューバEXの比較
① 、成分の比較
② 、値段と量の比較
5、 結論
6、 さいごに
マニューバEX9とは?
マニューバEX9は虫刺されとかゆみに効果的に働く塗り薬です。ハピコムグループの自社製品のため、正直、その知名度は微々たる物です。この商品の比較対象はムヒアルファEXです。
ムヒシリーズはコマーシャルでも流れており有名ですね。店側の考えでは、お客さんがムヒシリーズを買いに来た際に、自社製品をすぐ横に並べることによってマニューバEX9のウリを紹介し販売につなげています。
ムヒアルファEXも同様ですが、マニューバEX9にもゲルタイプと液体タイプがあります。少しべたつきのあるものの刺激の少ないゲルタイプと手を汚さずにさっと塗れる液体タイプ。使い易さで選べば問題ありません。
マニューバEX9にはどんな成分が配合されているの?
マニューバEX9(100g中)には下記の9主成分が配合されています。
・プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル:0.15g
・ジフェンヒドラミン塩酸塩:2g
・グリチルリチン酸二カリウム:0.3g
・l-メントール:3.5g
・dl-カンフル:1g
・クロタミトン:5g
・リドカイン:2g
・イソプロピルメチルフェノール:0.1g
・パンテノール:1g
その他添加物
上から成分を見てみましょう。プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル(PVA)はいわいるステロイド剤です。赤みの反応や炎症を和らげて、ハレと痒みを緩和します。
このPVAはアンテドラックと呼ばれ、患部で十分な抗炎症効果を発揮した後、体内で低活性物質に変わる成分なので、効果と安全性にも優れています。
お馴染みジフェンヒドラミン、リドカイン、クロタミトンは痒み止めです。その他、殺菌作用のあるイソプロピルメチルフェノール、炎症止めのグリチルリチン酸、清涼感成分のl-メントール、dl-カンフルです。
また、保湿や抗炎症効果、組織修復作用、皮膚を滑らかにするパンテノールが含まれています。
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ムヒアルファEXとマニューバEX9の比較
成分を比較していきます。
ムヒアルファEX(100g中)
・プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル:0.15g(アンテドラック)
・ジフェンヒドラミン塩酸塩:1g
・l-メントール:3.5g
・dl-カンフル:1g
・クロタミトン:5g
・イソプロピルメチルフェノール:0.1g
その他添加物
マニューバEX9(100g中)
・プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル:0.15g(アンテドラック)
・ジフェンヒドラミン塩酸塩:2g
・グリチルリチン酸二カリウム:0.3g
・l-メントール:3.5g
・dl-カンフル:1g
・クロタミトン:5g
・リドカイン:2g
・イソプロピルメチルフェノール:0.1g
・パンテノール:1g
その他添加物
まずは成分の違いですが、ぱっと見てもマニューバEX9が優れているのがわかります。ムヒアルファEXに配合されている成分は全てマニューバEX9に含まれていますし、同成分のジフェンヒドラミンもマニューバEX9に2倍配合されています。
さらに、炎症止めグリチルリチン酸、痒み止め成分リドカイン、皮膚に優れた効果のあるパンテノールという3成分がマニューバEX9に含まれているのが特徴です。
成分の面ではマニューバEX9が優れているでしょう。
続いて、値段と量の比較です。
ムヒアルファEX液:税込1008円
ムヒアルファEXクリーム:税込1008円
マニューバEX9液:税込1008円
マニューバEXゲル:税込1008円
お馴染み某ドラックストアの参考価格ですが、驚きの結果になりました。全て同じお値段でした‥。ただ、両者の1箱の製品量が異なります。
ムヒアルファEX液:35ml
ムヒアルファEXクリーム:15g
マニューバEX9液:40ml
マニューバEXゲル:20g
つまりマニューバEX9シリーズの製品量が多いのです。使うのはシーズンだけかもしれませんが、量は多く入っている商品がお得に間違いはありません。
全て価格は同じですが、販売している製品量はマニューバEX9がお得という結果になりました。
結論
ムヒアルファEXに比べ、成分や価格の面からはマニューバEX9がお得です(ただ、知名度がなければ売れませんので、その点からはムヒアルファEXの圧勝ですね‥)。
さいごに
ムヒアルファEX、マニューバEX9どちらにせよ、市販されている虫刺され薬のなかでは最強クラスと考えられます。より優れた効果を期待するのであればマニューバEX9を選んでも良いかも知れません。お読みいただきありがとうございます。
参考文献:ムヒアルファEX、マニューバEX9添付文書
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ハピコム最強の虫さされ薬といえばマニューバEX9(指定第2類医薬品)
はじめに
突然ですが、ダニやノミ、毛虫やヤブ蚊に刺されたことはありますか?いずれも日常で刺される心配のある虫たちですね。あなたは刺された後にどういった対応をしていますか?
冷やすと冷感刺激で痒みや痛みの感覚が伝わりにくくなります。水道水できれいに洗い流しても良いでしょう。その後に消毒剤ですが、今はあまり勧められてはいません。軽く拭いてから薬を塗れば十分でしょう。
虫さされの塗り薬は液体ムヒやムヒアルファEX(いずれも池田模範堂)、ウナコーワ(興和)、キンカン(金冠堂)などいくつか販売されていますが、その中でもムヒアルファEXとマニューバEX9が最強クラスです。
今回はムヒアルファEXとマニューバEX9の違いを踏まえながら紹介していきます。
※2017/6時点では、マニューバEX11が最強と考えられます。詳しくは、【虫刺されにお困りのあなたに】虫刺され薬でお馴染みのハピコムマニューバがEX9からEX11に進化しましたよ!を参考にしてください。
この記事の目次
1、 はじめに
2、 マニューバEX9とは?
3、 マニューバEX9にはどんな成分が配合されているのか?
4、 ムヒアルファEX9とマニューバEXの比較
① 、成分の比較
② 、値段と量の比較
5、 結論
6、 さいごに
マニューバEX9とは?
マニューバEX9は虫刺されとかゆみに効果的に働く塗り薬です。ハピコムグループの自社製品のため、正直、その知名度は微々たる物です。この商品の比較対象はムヒアルファEXです。
ムヒシリーズはコマーシャルでも流れており有名ですね。店側の考えでは、お客さんがムヒシリーズを買いに来た際に、自社製品をすぐ横に並べることによってマニューバEX9のウリを紹介し販売につなげています。
ムヒアルファEXも同様ですが、マニューバEX9にもゲルタイプと液体タイプがあります。少しべたつきのあるものの刺激の少ないゲルタイプと手を汚さずにさっと塗れる液体タイプ。使い易さで選べば問題ありません。
マニューバEX9にはどんな成分が配合されているの?
マニューバEX9(100g中)には下記の9主成分が配合されています。
・プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル:0.15g
・ジフェンヒドラミン塩酸塩:2g
・グリチルリチン酸二カリウム:0.3g
・l-メントール:3.5g
・dl-カンフル:1g
・クロタミトン:5g
・リドカイン:2g
・イソプロピルメチルフェノール:0.1g
・パンテノール:1g
その他添加物
上から成分を見てみましょう。プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル(PVA)はいわいるステロイド剤です。赤みの反応や炎症を和らげて、ハレと痒みを緩和します。
このPVAはアンテドラックと呼ばれ、患部で十分な抗炎症効果を発揮した後、体内で低活性物質に変わる成分なので、効果と安全性にも優れています。
お馴染みジフェンヒドラミン、リドカイン、クロタミトンは痒み止めです。その他、殺菌作用のあるイソプロピルメチルフェノール、炎症止めのグリチルリチン酸、清涼感成分のl-メントール、dl-カンフルです。
また、保湿や抗炎症効果、組織修復作用、皮膚を滑らかにするパンテノールが含まれています。
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ムヒアルファEXとマニューバEX9の比較
成分を比較していきます。
ムヒアルファEX(100g中)
・プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル:0.15g(アンテドラック)
・ジフェンヒドラミン塩酸塩:1g
・l-メントール:3.5g
・dl-カンフル:1g
・クロタミトン:5g
・イソプロピルメチルフェノール:0.1g
その他添加物
マニューバEX9(100g中)
・プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル:0.15g(アンテドラック)
・ジフェンヒドラミン塩酸塩:2g
・グリチルリチン酸二カリウム:0.3g
・l-メントール:3.5g
・dl-カンフル:1g
・クロタミトン:5g
・リドカイン:2g
・イソプロピルメチルフェノール:0.1g
・パンテノール:1g
その他添加物
まずは成分の違いですが、ぱっと見てもマニューバEX9が優れているのがわかります。ムヒアルファEXに配合されている成分は全てマニューバEX9に含まれていますし、同成分のジフェンヒドラミンもマニューバEX9に2倍配合されています。
さらに、炎症止めグリチルリチン酸、痒み止め成分リドカイン、皮膚に優れた効果のあるパンテノールという3成分がマニューバEX9に含まれているのが特徴です。
成分の面ではマニューバEX9が優れているでしょう。
続いて、値段と量の比較です。
ムヒアルファEX液:税込1008円
ムヒアルファEXクリーム:税込1008円
マニューバEX9液:税込1008円
マニューバEXゲル:税込1008円
お馴染み某ドラックストアの参考価格ですが、驚きの結果になりました。全て同じお値段でした‥。ただ、両者の1箱の製品量が異なります。
ムヒアルファEX液:35ml
ムヒアルファEXクリーム:15g
マニューバEX9液:40ml
マニューバEXゲル:20g
つまりマニューバEX9シリーズの製品量が多いのです。使うのはシーズンだけかもしれませんが、量は多く入っている商品がお得に間違いはありません。
全て価格は同じですが、販売している製品量はマニューバEX9がお得という結果になりました。
結論
ムヒアルファEXに比べ、成分や価格の面からはマニューバEX9がお得です(ただ、知名度がなければ売れませんので、その点からはムヒアルファEXの圧勝ですね‥)。
さいごに
ムヒアルファEX、マニューバEX9どちらにせよ、市販されている虫刺され薬のなかでは最強クラスと考えられます。より優れた効果を期待するのであればマニューバEX9を選んでも良いかも知れません。お読みいただきありがとうございます。
参考文献:ムヒアルファEX、マニューバEX9添付文書
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